こんにちは、道場主の中田です。
過敏性腸症候群ってご存知ですか?
過敏性腸症候群とは?
検査をしても、がんや炎症や潰瘍など目に見える異常はないのに、下痢や腹痛、便秘などの症状がでる病気です。
男性は下痢、女性は便秘を訴えることが多く、男女比は女性が男性より多く、極度の緊張や不安が原因とされています。
現代特有の病気などと言われたりしています。
これが勃起とあるのか?
今日はそのお話です。
過敏性腸症候群と骨盤底筋群
私は過敏症腸症候群と診断名はもらっていませんでしたが、そういう状態でした。
私は、以前から1日5.6回下痢が出る体質でした。EDの悪化とともに便漏れが発生して、おなかの検査をしましたが異常なし。
私が1日5.6回下痢をしていたときは、量は少しなんだけど下痢って感じでした。
毎日下痢ばかりしていて、乳酸菌とかをとってもあまり効果をかんじられませんでした。
下痢をしてる時は、おなかからお尻に力が入りづらく、勃起もしにくい状態でした。
足も冷えていたので、そんな時にオナニーをしたら勃起をしてる(半勃起)おちんちんが冷えているのにビックリしたこともあります。
EDが治ってからこのことを振り返りました。
「便意を感じる」というのは、直腸にある程度うんちが溜まったら、排便反射で、脳に伝わり「うんちをしたい」となります。
その直腸にうんちがどれだけ溜まったか感じるセンサーの役目を内肛門括約筋(骨盤底筋群)が行ってます。
この内肛門括約筋(骨盤底筋群)の筋力が低下するとどうなるか?
直腸の重さに耐えきれず、まだ溜めることができるのに、「もう溜まった」と脳に伝達してしまいます。
それによりちょっとの量の下痢をすることになります。
骨盤底筋群の筋力低下が、5.6回も下痢が出る原因だったのです。
また、骨盤底筋群は、内臓を正しい位置に維持する働きもあります。
筋力が低下することで、下の臓器が上の臓器によって圧迫されることで、血行不良や機能低下がおこります。
内臓を圧迫による血行不良は、下半身の血行不良も引き起こし、冷えやむくみ、ほてりの原因となります。
下半身の血行不良は、勃起時にも悪影響をおこします。
骨盤底筋群は内臓を格納する腹腔を支える筋肉の1つなので、骨盤底筋群が力を発揮しますと下半身の血行改善だけでなく、胃腸の働きもよくなります。、
私はヘルニアで入院したとき、脱肛になるくらい踏ん張ったために、内肛門括約筋を痛めて、おならをしようとすると便も出てしまう体になりました。
骨盤底筋群を鍛えて、EDを克服したとき、下痢体質ではなくなっていました。
骨盤底筋群のセンサーが正常に作動できるようになったのか、1回あたりのうんちの量が多くなり、排便の回数が4回くらいに減りました。
※昔からよく出てました(笑)
骨盤底筋群は12個の筋肉が力をあわせて動きます。1つが低下してしまうと低下した筋肉に合わせた力しか出せなくなってしまいます。
私のように、踏ん張り過ぎて筋肉を痛めたり、痔や脱腸(鼠径ヘルニア)の手術をしたり、しても筋力低下によりEDが起きることがあります。
ライフスタイルの変化が骨盤底筋の低下を招き、筋力低下により過敏性腸症候群やEDの原因にも
以前は、トイレも和式トイレだったり生活の中で「しゃがむ」機会が多くありました。
それが、洋式トイレが中心になり、床に座るよりもイスに座るライフスタイルになり「しゃがむ」ことをしなくなりました。
しゃがまなくなったり、長時間イスに座る生活により、骨盤底筋群の低下や発達が不十分ということが起きているかもしれません。
これはどういうことか?
「20代とか若くても、EDになりやすくなる」ということです。
実際、レッスンに来ていただいた方で、20代半ばからED気味だったという方が何人もいます。
この骨盤底筋群自体が低下しているEDは、ED薬では改善しにくいです。
私は、それで8年間悩み続けました。
過敏性腸症候群で勃起力の低下を感じている方、いらっしゃいませんか?
ネットや巷に溢れている「肛門を締める」やり方の骨盤底筋群トレーニングでは、治りませんよ。
自分で意識して力を入れるやり方では、外肛門括約筋しか鍛えることができないんです。
12個ある骨盤底筋群のうち、10個は心臓を動かす筋肉と同じように、自分で動かすことはできません。
ただ、私が「勃起力改善メソッド」で行っている方法だと、鍛えることができます。
イスに座れれば、100 歳の方でもできます。というかやってます。
まとめ
過敏性腸症候群は、メンタルが原因と言われることも多いですが、男性も女性も、ライフスタイルの変化による「骨盤底筋群」の低下による可能性もあると私は考えています。
過敏性腸症候群は男女比で女性の方が多いのですが、理由としては女性の方が
・元々の筋肉量が少ない
・事務職などデスクワークの方が多い
などがあるのでは?と考えてます。
骨盤底筋群トレーニングといっても、ただ肛門を締めるだけのトレーニングでは不十分。
心臓と同じように普通は筋トレなどできない自律神経支配の筋肉を鍛えるには、特別な方法が必要です。
私は、骨盤底筋群を効率的に鍛えるトレーニング法のレッスンを行ってます。
◎男性向け
◎女性向け
骨盤底筋群のトレーニング法の個人レッスン、グループレッスンともに行ってます。
薬を飲んでもなかなか症状が変わらないとお悩みの方は、骨盤底筋群トレーニング試してみてはいかがでしょうか?