こんにちは、道場主の中田です。
インナーユニットって言葉はご存知でしょうか?
インナーユニットとは
胃や腸といった内臓がある部分(いわゆる「おなか」)を「腹腔」といいます。その「腹腔」の前後左右を支える筋肉をインナーユニットといいます。
※これは、JCCA(日本コアコンディショニング協会)の定義です。
腹腔は、心臓や肺のように骨で守られてません。
この腹腔を支えるインナーユニットの筋肉は、以下の4つとされてます。
・横隔膜(呼吸するときの筋肉、腹腔の上の部分)
・腹横筋(コルセットのように左右からおなかを囲む筋肉)
・多裂筋(背骨と背骨をつないでいる動作をするときに、最初に動くインナーマッスル)
・骨盤底筋群(おまたのところで内臓を支える筋肉)
骨盤底筋群は、勃起に関係する筋肉ですね。
これらのインナーユニットは、呼吸時に協動して働き、腹腔内の圧力の調節をします。
皆さんはこの動きを無意識にやってます。
意識して大きく呼吸(腹式呼吸)をすると骨盤底筋群も動く
意識して大きな呼吸をすると、骨盤底筋群も強制的に動きます。
これはどういうことかというと、
インナーユニットを構成する4つの筋肉は、交感神経により無意識に動きます。
ただ、横隔膜は自分で意識して動かすことができます!
意識して大きな呼吸をすることもできますよね。深呼吸をしたり、15数えながら息を吸ったり吐いたりしたり。
インナーユニットの筋肉は、横隔膜の動きにあわせて、他の筋肉も動く性質があります。
横隔膜の動きが大きくなれば、連動して動く骨盤底筋群の動きも大きくなります。
骨盤底筋群が大きく動くことで、ストレッチ効果により血行がよくなると考えられます。
腹式呼吸をすると、インナーユニットの働きによりお腹ひきしめの効果もあり、一石二鳥です。
ちなみに
体幹とは、
体幹の定義は、2つあります。
・両手両足を除いた胴体部分のこと(広義)
・腹腔を支える4つの筋群によるインナーユニットのこと(狭義)
体幹トレーニングなどと普段いうときには、狭義の意味で使われていることが多いです。
体幹”や“インナーユニット”という言葉の定義は、(一財)日本コアコンディショニング協会(JCCA)のものを使っています。
体幹(インナーユニット)を構成する筋肉に骨盤底筋群があるので、体幹(インナーユニット)を鍛えることで勃起力を向上させることができますね。
私の勃起力改善メソッドのトレーニングの仕方もこの仕組みを利用して行っています。
勃起力改善メソッドについては、コチラをどうぞ。
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